竹の輪で作るアクセサリーワークショップ
columnコラム
2024.11.12
竹の輪で作るアクセサリーワークショップ
11月9日(土)、11月10日(日)に竹工芸で有名な大分で主にクラフト品の作成、販売を行っているブランド『たけのわ』代表、西澤先生をsomenovaにお呼びし、竹の輪で作るアクセサリーワークショップを行いました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今回は1本の竹ひごを編んで、染めて、ビーズを選んでピアスまたはイヤリングを作りました。
普段は布や糸を染める際に使用される染料ですが、綿・麻と言った植物繊維と同じように竹も染められます。
上に重ねるように色がつく塗料、顔料に比べ、染料は繊維の中に染み込むので竹本来の木目を残しながら色をつけることができます。
今回ははみやこ染のコールダイホットを使用しました。
まずは1本の竹ひごを輪になるように編んでいきます。
今回使用した竹ひごは厚さが0.2mm程度と、とても薄いので割れないように丁寧に編んでいきます。
普段はあまり行わない作業のためはじめは先生にレクチャーを受けながら編んでいましたが、輪がいくつか出来上がっていくうちにみなさんの編むテンポがはやくなっておりました。
編み終わりましたらいよいよ染めていきます。
コールダイホットの全28色の中から西澤先生に10色を選んでいただきました。
・ブラック
・レッド
・ブリリアントブルー
・スカイブルー
・スプリンググリン
・エメラルドグリン
・イエロー
・カーネーション
・オレンジ
・ダークブロン
こちらの10色からお好きなお色を選び、染めていきます。
お湯に染料と塩をそれぞれ耳かき2杯ほど入れ、よく溶かしたら加熱をしながら5~10分染めます。
染め上がりましたら余分な染料を流水で流します。
竹本来の色に染料が重なり、深みのある色に仕上がりました。
最後にお好きなビーズを選んでアクセサリーに仕上げます。
染料で染めたものと染められていないもの、合わせて2つのアクセサリーが完成しました。
みなさまそれぞれ輪の大きさやお色の違うオリジナルの素敵な作品が出来上がりました。
改めまして、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
そして大分県よりお越し頂きました西澤先生にもあらためて感謝申し上げます。